社団法人 長野県電設業協会

会長　西浦　孝

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。昨年中は会員の皆様、賛助会員の皆様には協会運営にご支援、ご協力を賜り心より御礼申し上げます。

一昨年暮れの政権交代から日本経済は、国の金融政策、財政政策、成長戦略の経済政策により大企業を中心に回復傾向にあります。また、2020年の東京オリンピック開催決定は首都圏インフラ整備や関連施設建設等の建設関連事業と開催に伴う観光需要等の経済効果に期待が膨らんでいます。直近の日銀短観では、中小企業の非製造業指数が1992年以来22年ぶりにプラスに転じたと報告され、県内の建設関連業界も今後の展開に期待をするところであります。

一方、「人材問題」は極めて深刻であり、建設技能労働者の減少は電設業界の最優先課題として業界挙げて取り組まなくてはならない課題と考えます。若年入職者の減少、離職者の増加は今後の電設業界に深刻な影響を齎すことが懸念されます。長年の建設投資の減少に伴い受注競争が激化する中で、人員削減、就労環境の悪化により建設技能労働者不足が顕在化しております。劇的な改善が期待出来る状況にはありませんが、昨年の公共工事設計労務単価の改定と最低制限価格の一般管理費の算入率の引き上げは、少しずつ就労、経営環境の改善に繋がっており、更なる改定を期待いたします。

（一社）日本電設工業協会では4つの重点目標と9つのアクション＋戦略的広報活動を3ケ年で推進し「夢と生きがいのある電設業界」を目指すことが昨年の会員大会で決議されております。アクションプランの目標①は「優秀な人材と技術・技能の継承」・目標②「適正な価格・適正な工期での受注の確保」・目標③「分離発注の推進」・目標④「省エネルギー対策の強化と再生可能エネルギーの活用」であり、これらの目標達成の為の様々なアクションの実行が正しく協会の存在意義を示すものと考えます。

まだまだ厳しい事業環境の下、会員・役員、そして賛助会員の皆様には倍旧のご支援・ご協力をお願い申し上げまして新年のごあいさつとさせていただきます。

理事会

開催日	平成25年7月11日(木)
場所	ホテルモンターニュ松本
出席者	西浦 孝　園原 達郎　田村 吉宏　金子 好成　月岡 哲 室井 一郎　横川 健太　今井 剛　山崎 哲男　間瀬 悟 柄澤 守孝　冨岡 福一　小池 英雄　新井 博　滝澤 修吾 中川 一仁　牛山 幸一　岩本 裕
協議内容	(1)平成25年度運営に対する事業計画 (2)年間会議予定について (3)その他
報告事項	(1)日本電設工業協会　常任理事会報告

平成25年度国土交通省入札契約手続等説明会

開催日	平成25年7月11日（木）
場所	ホテルモンターニュ松本
参加者	27名
講師	国土交通省関東地方整備局　営繕部 官庁施設管理官　寺田 稔　様
説明会内容	(1)平成25年入札契約手続きの実施方針等について (2)平成25関東地方整備局営繕部における実施方針等について (3)平成25年度発注予定等について

災害時応急対策伝達訓練実施

※5支部一斉発信による伝達訓練を実施。

訓練結果

今後とも災害時応急対策業務に対するご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 お忙しいところご協力いただきありがとうございました。

理事会報告

開催日	平成25年10月8日(火) 松本電気会館　会議室
出席者	上田 正昭　西浦 孝　園原 達郎　田村 吉宏　金子 好成 月岡 哲　室井 一郎　横川 健太　今井 剛　間瀬 悟　柄澤 守孝 小池 英雄　新井 博　埋橋 弘典　中川 一仁　岩本 裕 （委任状4名）
協議内容	(１) （一社）日本電設工業協会 理事会報告 1．平成25年度会員大会決議 2．標準見積書の活用等による法定福利費の確保の推進について 3．「分離発注促進キャンペーン」の実施について 4．会員の入会承認 5．諮問委員の補充委嘱 6．定款第21条第7項に基づく報告 7．会員の退会報告 8．電気工事業の受注調査（四半期別） 9．平成25年度公共工事発注機関訪問懇談実施計画 10．分離発注状況調査結果 11．登録電気工事基幹技能者講習会終了更新手続きついて(案) 12．都道府県協会の現況と課題について

平成25年度登録電気工事基幹技能者認定講習会

開催日	平成25年10月26日(土) ～ 10月27日(日) 9:00～16：00
場所	モンターニュ松本　松本市巾上3-2
受講人数	29名
講師	(株)トーエネック長野支店　徳武千秋、小山敦司、町田靖 各氏
講習プログラム	講習科目 内容 オリエンテーション 基幹技能一般知識に関する科目 基幹技能者関係法令に関する科目 第1章　登録電気工事基幹技能者のあり方 　・建設技能者の労働環境 　・電気工事基幹技能者の在り方 　・基幹技能者制度と各団体の活動 第2章 電気工事における新材料、 新工法及び法改正等　 第3章 ＯＪＴ教育 建設工事の施工管理、 工程管理、資材管理、その他 技術他の管理に関する科目 第4章　 施工管理、事務管理、原価管理 第5章　 工程管理 第6章　 資材管理 第7章　 安全管理 第8章　 労務管理 第9章　 品質管理 第10章　 環境管理 認定講習修了試験についての注意事項 認定講習修了試験 学科試験

長野県建設部との懇談会

開催日	平成25年11月6日（水）
場所	ホテル信濃路
参加者	長野県建設部　岩田施設課長　他 （一社）長野県空調衛生設備業協会　理事並びに総務委員 当協会　理事　委員
懇談事項	(１)入札制度について (２)総合評価方式について (３)検査書類の簡素化について (４)自然エネルギー、省エネ対策について (５)改修工事について (６)設計金額について (７)その他

国土交通省　関東地方整備局営繕部との意見交換会

日時	平成25年11月28日（木）　13：30～15：30
場所	ホテル　ブリランテ武蔵野
内容	１．協会からの質問要望について ・各県電業協会からの質問・要望事項 ２．関東地方整備局からの説明

長野支部

長野支部長
月岡　哲

平成26年の新春を迎えまして、一般社団法人長野県電設業協会長野支部会員の皆様いかがお過ごしでしょうか。
日頃は長野支部の協会活動に対しまして、色々な面でご協力をいただき感謝申し上げます。
昨年よりアベノミクス効果によりまして、私々の電設業界も数年ぶりに多忙となり、資材不足・価格高騰・人出不足等が本年は懸念されます。しかしこの景気回復も一時的なものでそう長くは続かないと思います。この少ないチャンスを会社や業界発展のために利用してはどうでしょうか。
今年は役員改選の年ですのであと数ヶ月の任期を会員の皆様のご協力をいただきながら頑張りますのでよろしくお願いします。
最後に会員企業の益々の発展と会員の皆様のご活躍を御期待します。

長野支部長　月岡　哲

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  長野運動公園外灯清掃ボランティア

飯田支部

飯田支部長
園原　達郎

あけましておめでとうございます。
昨年は飯田地域ではリニア中央新幹線のルートが決まりましたが、既に決定済みの中間駅と周辺整備も含め余り大きな期待を持たない方が良いのではないかと考えております。一方東京オリンピック開催決定による一極集中、人手不足に伴う労務費と資材の遅れ価格の高騰を懸念いたしております。
アベノミクスの効果は大企業に偏り消費税増税後の翳りを心配しておりますが、数の力を背景に特定秘密保護法案をはじめ何でも有りの暴走も心配され政権運営に危うさを感じておりますが、公共投資は国・地方合わせて１８兆円規模が予想されておりますので、少しでも前途に希望を見つけ力を合わせて難局を乗り切って行けますよう本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

飯田支部長　園原　達郎

伊那地区ボランティア活動

南箕輪地区ボランティア活動

飯田地区ボランティア活動

松本支部

松本支部長
室井　一郎

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は会員の皆様には協会運営にご協力を賜り、心より御礼申し上げます。
消費税の値上げが正式に決定し、駆け込み需要により仕事も急激に増え、人手不足の問題が大きくクローズアップされています。
安定的な経営を目指している経営者も、この大きな差をどのように乗り越えるか四苦八苦していると思います。
今後、政府の動き、自治体の動きを的確に判断し、会社の発展・電気工事業の発展に少しでも電設業協会がお役に立てればと思っています。
まだまだ先の不透明な状況ではありますが、会員同士の協力の基、共に発展していければと思います。
本年も、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

活動報告

2013/08/03	ボランティア活動（松本市電設業協会との共催） 公共施設外灯清掃
2013/08/30	災害応急対策伝達訓練 平成２５年度　松本市防災訓練 緊急送電訓練　参加 （中部電力・松本市電設業協会　との合同訓練）
2013/09/01	災害応急対策伝達訓練
2013/11/08・09	研修・懇親旅行 パナソニック大阪ショウルーム視察

東信支部

東信支部長
田村　吉宏

新年、謹んでおめでとうございます。

　昨年末「漢字の日」に一年間イメージする単語を一文字にすると「輪」と表現されました。主にオリンピック招致決定により一般公募で１位だったようです。一昨年の政権交代後、経済好調という雰囲気は表向きでは好調に推移している雰囲気があり、更には誘致決定による気持ちの高まりから好転しているような気運での中、一文字として表現されたかと思います。しかし私個人としては決して上向きに変化しているという実感は無く、例年と同様ただただ忙しいだけで過ごした一年だったように思います。

人口の多い都市部では民間より大型物件の発注、そして数多くの公共事業の発注が増加していると聞いていますが地方に於いては発注及び工事単価も含め都市並に追いつくには数年先になるような感があると思います。又、一番に懸念しているのは専門作業員の減少です。仕事量が増えたとしても実際に作業に従事出来る人員が不足しているという状況が現在の地方での現実です。又、ここ数年行われてきている資格制度の多様化によって、学歴・経験を重視する傾向により電気設備工事業に携わりたくても安易に従事しにくく敬遠されているようにも思われます。今後、最良の改善策が早急に必要かと思います。

毎年同様ですが、今年こそは電設業界にとって良い年になるように更に期待いたします。

活動報告

諏訪支部

諏訪支部長
金子　好成

明けましておめでとうございます。新春をご家族の皆様と明るくお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年をふりかえりますと、アベノミクス効果・消費税増税前の駆け込み需要等で景気回復の兆しが見えた年ではなかったかと思います。
しかし、今年度が昨年同様の景気上昇を同様に継続してゆくとは想像できにくい事ですが２０２０年夏季オリンピックの開催地が東京に決定、東北へ復興工事も本格的に始動されます。また、長野県では、総合５ヵ年計画「しあわせ信州創造プラン」が策定されました。多種多様な動きの中でプラスになる事にはとりいれて本年度を皆様とともに乗り越えて行きたいとおもいます。太陽光発電設備・燃料電池・急速充電機設備等電気の分野では多くの新規設備が進出してきています。
国民の生活様式や経済活動も、より安全性、利便性、快適性が必要となってきており、それに対する設備や技術も、より高度で多様なものへと変化しております。私達は、会員企業の健全な発展を促すとともに、設備利用者に対し適切な電気の利用についての啓蒙を行い、業界全体で社会への貢献を図っていきたいと考えます。また、私ども電気設備業界は電気エネルギー・インフラ整備の担い手として皆様に啓蒙・協力する事が存分にあると思います。今後とも会員の皆様と共に今年が皆様にとって又電設業協会にとっても素晴らしい年となる事とご祈念申し上げて、新年のご挨拶とさせていただきます。